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2回分のつわり体験談!「軽かったけど出産まで続いた」「妊娠悪阻で点滴必須」

つわり 吐き気 妊婦 妊娠

私の2回分のつわり体験談(体重の変遷を含む)を妊娠週数・時期毎に書いていきます。

1人目と2人目のつわりをそれぞれざっくりと表現すると、

  • 1人目「軽かったけど出産まで続いた」
  • 2人目「妊娠悪阻で点滴必須だった」

といった具合でした。

妊娠初期(妊娠0~15週/妊娠1~4ヶ月)

まずは妊娠初期のお話です。

妊娠5週目:妊娠判明

【1人目】

  • 妊娠判明
  • 軽い吐き気
  • 食事量4割減

妊娠に気づいたのは5週目。
すでにごくわずかに吐き気があり、食事の量が4割くらい減りました。
しかし元々2~3人前食べていたのが1人前になっただけなので無問題。食費を抑えられたのでむしろよかったです。

【2人目】

  • 妊娠判明
  • 症状なし

2人目も5週目で妊娠に気づきました。
1人目とは打って変わって、つわりの症状は全くなし。

妊娠6~9週目:最も匂いつわりが辛かった時期

【1人目】

  • 石けん・洗剤類の匂いで嘔吐
  • 食べ物の匂いで吐き気
  • 食欲増加

匂いつわりが始まりました。
石けんや洗剤類の匂いがダメで、毎日入浴や洗濯の度に吐いていました。
食べ物の匂いでも気持ちが悪くなりましたが幸い吐きはせず、なぜか食欲が増して一度減った食事量が8割まで回復しました。

【2人目】

6週目:

  • ほてり
  • 強烈な眠気

7週目:

  • 若干の食欲不振

8~9週目:

  • すべての匂いで嘔吐
  • 食事量9.5割減
  • 体重3kg減
  • よだれつわり
  • 尿ケトン体(++)→妊娠悪阻の診断
  • 点滴加療の開始

2人目では最初はほてりや眠気、食欲不振程度しか症状がなく、今回はつわりがないのかもしれないと余裕をぶっこいていました。しかし妊娠7週目の終わり頃から急激につわりの症状が重くなり、ありとあらゆる匂いで嘔吐し、食べ物も水分もほとんど受け付けなくなり、体重がみるみる減っていきました。
よだれつわりも始まり、数分の内に大きなマグカップが吐き出した唾液で一杯になるほど。
9週目の妊婦健診で尿ケトン体が陽性となって妊娠悪阻の診断を受け、点滴加療が始まりました。

妊娠10~15週目:つわりで仕事も日常生活もきつい時期

【1人目】

  • 最も匂いに敏感な時期
  • 汗をかくほどのほてり
  • 意識が飛ぶほどの眠気

それまでは大丈夫だった食べ物の匂いでも吐き気が起きました。
体は汗をかくほどほてるし意識が飛ぶほど眠くなるしで、この頃は仕事をするのがとてもきつい時期でした。幸い、休むほどではありませんでしたが。

【2人目】

  • 2日に1回~1週間に1回は点滴が必要
  • 一向に収まらないつわりで退職

妊娠悪阻と診断されてから、2日に1回~1週間に1回は点滴を打ちに行きました。
点滴を打ってつわりが軽くなるわけではありませんでしたが、つわりのせいで起こる体調不良(脱水症状や飢餓状態)はいくらか改善されたので、点滴は必須でした。


↓こちらの記事に点滴体験談を載せています。

つわり 点滴 妊娠悪阻 【体験談】9週から15週までつわりがひどくて点滴を打ち続けた

つわりは週数を重ねても収まる気配がなく、思い切って仕事を辞めました。当時、ちょうど足の骨折で休職しており、つわりのせいで休むことがなかったのは不幸中の幸いでした。

妊娠中期(妊娠16~27週/妊娠5~7ヶ月)

続いて、妊娠中期のお話です。

【1人目】

  • 食べつわり
  • 体重7kg増(医師に怒られる)
  • 全身のむくみ
  • 石けん・洗剤類の匂いで吐く(継続)

妊娠中期に入ると食欲がどんどん増え、と言うより食べつわりが始まり、あっという間に体重が7kgも増えました。医師に怒られました。
急激に太ったせいか代謝が落ちたせいかはわかりませんが全身がむくみ、ずんぐりむっくりな体型になりました。
相変わらず石けんや洗剤類の匂いがダメで、無香料のものでも「無香料の匂い」にやられて吐いていました。具体例を挙げると、カウブランドの無添加シリーズは残念ながらつわり中の私の嗅覚には刺激的でした。

【2人目】

16~19週目:

  • 石けん・洗剤類の匂いで嘔吐(継続)
  • 2歳児より少ないレベルで飲食可能に

20週目:

  • 石けん・洗剤類の匂いで嘔吐(継続)
  • 食欲回復傾向
  • 全身のむくみ

24週目:

  • 匂いつわり収束(歯磨き粉の匂いを除く)
  • 食欲完全復活
  • 体重が妊娠前より5kg増(実質8kg増)
  • 妊婦ダイエット開始

16週目を境にやっと少しずつつわりが落ち着いていきました。24週目では食欲が完全に復活し、気づけば体重が妊娠前より5kg増えました。9週目につわりのせいで3kg減っているので、実質8kg増量したことになります。
そこで私は1人目のときのように体重増加を医師に咎められるのを避けるべく、「自己流妊婦ダイエット」で体重管理を始めました。


↓1週間で1kg減量させた妊婦ダイエットについてはこちら。

好きなものを食べるだけ!1週間で1kg減った「妊婦ダイエットの方法」

妊娠後期(妊娠28~39週/妊娠8~10ヶ月)

最後に、妊娠後期のことです。

【1人目】

  • 食べつわり(継続)
  • 食べないと吐き気がするが、すぐに満腹になり、容量オーバーで戻す
  • 妊娠前より12kg増(医師に怒られる)
  • 石けん・洗剤類の匂いで吐く(出産まで継続)

食べつわりが続きよく食べましたが、大きくなったお腹が胃を押し上げるので満腹になるのが早く、食べる量をコントロールしないと容量オーバーで上から出てきてしまいました。

体重は出産時には妊娠前より12kgも増えていて、またもや医師に怒られました。

匂いつわりは子供を産むその瞬間まで続き、医師や助産師に「そんなことあるんですね!」と驚かれました。はい、そんなことがあるみたいです。

【2人目】

  • つわりなし
  • 妊娠前より10kg増で出産(賞賛の嵐)

周りに「瀕死状態」と思わせるほどひどかった2人目のつわりは妊娠後期には完全になくなり、やっと快適に過ごせるようになりました。

1人目のときに医師に怒られたのを教訓に体重管理をがんばったおかげで、妊娠前+10kgで出産日を迎えることができました。今回は医師・助産師から賞賛を浴びました。


↓2人目の妊婦健診の記録に、体重を含む私の身体データを載せています。

【妊婦健診】体重・血圧・尿検査結果の記録

まとめ:つわりは千差万別

この記事にまとめた通り、同じ母親から産まれる子供でも個体が違うとつわりも違うのだと2回の妊娠・出産を経て痛感しました。

軽くても出産まで続くつわりがあれば、妊娠悪阻で点滴を打たなくてはいけないつわりもある。
医師にも助産師にも想像ができなかったり経験が少なかったりするようなことが起こり得る。

そんなことからも生命誕生の神秘を感じさせられますね。

でももう二度と2人目のときのようなつわりは経験したくないなぁと思いました。トラウマになっています。