【体験談】所要時間は?頻度は?「つわり・妊娠悪阻」で点滴を打った話

つわり 点滴 妊娠悪阻

長月です。

今回は「つわり・妊娠悪阻の点滴体験談」をお話ししたいと思います。

私は2人目妊娠時、つわりがあまりにもひどく、「妊娠悪阻」と診断される状態にまでなりました。

そのときに何度か点滴を打ったのですが、この記事ではその点滴について、

  • 打つことになった理由
  • 打つ頻度・所要時間
  • 効果
  • 成分
  • 代用品

などを実体験ベースで書いていきます。

今まさにひどいつわりに悩まされている方は、参考までにご覧ください。

妊娠中に点滴を打つことになった理由

まず私が妊娠中に点滴を打つことになった理由ですが、

  • 妊娠7週からつわりでほとんど飲み食いできない+吐いてばかり
  • 妊娠9週目の妊婦健診で尿ケトン体陽性(++)
  • 妊娠9週目の時点で体重が妊娠前より-3kg

という状況だったからです。

(あまりにも過酷なつわりの詳細についてはこちらの記事をご覧ください。)

「妊娠悪阻」との診断を受け、即時点滴を打つことになりました。

「尿ケトン体陽性」の意味

ここで、「尿ケトン体陽性」の意味を簡単にご説明します。(情報源:コトバンク 日本大百科全書

「尿ケトン体陽性」は「体が飢餓状態になっていますよ」ということを示しています。

そもそもケトン体は、脂肪を分解した結果、肝臓でつくられるものです。

私たちの細胞は主に糖を分解してエネルギーをつくりますが、たとえばひどいつわりのために糖が不足すると、糖ではなく脂肪の分解が盛んになります。

すると肝臓でケトン体がつくられ、尿中に排出されます。

尿ケトン体の検査結果で「+」の数が多ければ多いほど、体内で脂肪が過剰に分解されているということです。

つわりへの点滴を打つ頻度

私が点滴を打つ頻度は、症状に合わせて2日~1週間に1回でした。

つわりへの点滴の所要時間

点滴の所要時間は、個人医院・総合病院ともに、約1時間でした。

ずっとベッドに寝転がったままで過ごします。

体調不良と病院にいる安心感でウトウトしてしまいました。

それがなんだか心地よかったり。

つわりに点滴の効果はあった?

私が実際に感じた点滴の効果は、

  • なんとなく体が楽になる
  • 少しだけ食事を摂れるようになる

などでした。

つわりの吐き気がなくなるわけではありませんが、点滴を打つのと打たないのとでは起きて活動できる時間が全然違いました。

点滴を打つほどの体調不良の原因はつわりだけではなく、

  • つわりのせいで食事や水分を摂れない
  • 吐いてばかりで脱水症状を起こしている

などの「つわりの二次災害」もありそうです。

点滴を打ってなんとなく楽になるのは、このような「二次災害」の対処ができるからかもしれません。

つまり点滴は「つわりに効く」と言うより「つわりのせいで起こる体調不良に効く」と言うのが正しいのではないでしょうか。

つわりへの点滴はいつまでした?

私は妊娠9週から15週まで点滴が必要でした。

15週目でまだ点滴を打たないとろくに飲み食いできなかったのです。

ほとんどのつわりは妊娠15週頃には収まると言われているため、助産師さんにかなり哀れまれました。

私のつわりに使われた点滴「ラクテックG輸液」の成分を調べてみた

ここで、私のつわりに使われた点滴「ラクテックG輸液」の成分を調べてみたので、載せておきます。

ラクテックG輸液(画像出典:大塚製薬工場株式会社
  • 塩化カルシウム水和物
  • 塩化カリウム
  • 塩化ナトリウム
  • L-乳酸ナトリウム
  • D-ソルビトール

情報源:大塚製薬工場株式会社(PDF)

つまり、電解質(カルシウム、カリウム、ナトリウム、塩素など)と糖質(ソルビトール)が配合されているということですね。

つわりで飲食できないと体内の電解質バランスが崩れたり、糖質ではなく自分の脂肪を分解するという無茶をしたりするので、このような点滴で栄養素を補う必要があります。

【主治医談】ひどいつわりには「経口補水液」を試してみるのも手

正直、点滴を打たなければいけないくらいひどいつわりがあると、病院に行くのは体力的にとても大変です。

そんなときは、OS-1などの「経口補水液」を試してみてもいいそうです。(情報源:産科主治医)

OS-1(画像出典:大塚製薬工場株式会社

経口補水液(OS-1)には

  • ナトリウム
  • カリウム
  • マグネシウム
  • リン
  • 塩素
  • ブドウ糖

情報源:大塚製薬工場

などの電解質糖質が配合されています。

一般的なスポーツドリンクより電解質濃度が高く、ブドウ糖濃度が低いのが特徴です。(情報源:経口補水液OS-1シリーズ

経口補水液も飲めない場合は、なんとかがんばって点滴を打ちに行きましょう。

なお、私が主治医から経口補水液の話を聞いたとき、すでにつわりが落ち着きつつあったので私自身は試しませんでした。

もっと早く教えてほしかったですね。

まとめ:ひどいつわり、我慢しないですぐに受診すればよかったと後悔

ひどいつわりで自分の世話さえできなかったとき、家族に何度も「早く病院に行け」と言われました。

それでもすぐに受診しなかった理由は、体力的に自信がなかったからです。

ほとんど飲まず食わずだったので、体力が落ちるのも無理がないですよね。

そういうわけで、どうも妊婦健診以外で病院に行く気にはなれませんでした。

病院に行くぐらいならベッドで横になっていたかったのです。

しかし妊娠9週目の妊婦健診のとき、尿ケトン体が陽性になり、強制的に点滴を打つことになりました。

点滴を打ってみると劇的な変化はないものの、ほとんど食べられなかったごはんを2~3口くらい食べられるようになり、体もなんとなく楽になったような気がしました。

そこでやっと「早く病院に来ればよかった」と後悔しました。

なぜなら、我慢したせいで症状はどんどん悪化し、長女にまで我慢させることになったからです。

本当は母親にたくさん甘えたかったでしょうに、その母親は部屋に引きこもっていて、最低限の世話さえしてくれませんでしたからね。

体力に自信がないなら家族に協力してもらうなり何なりして、すぐに受診すべきできた。

つわりは病気ではないしいつかは終わるものですが、だからといって我慢していいものではないと感じました。

我慢したせいで脱水や飢餓を起こしたら、子供の命どころか自分の命すら守れなくなってしまいますからね。

私の場合は嘔吐が続く時点で受診していれば、吐き気止めやビタミン剤などの処方を受けて重症化せずに済んだかもしれません。

これからは「良い我慢」と「悪い我慢」をしっかり区別して生きたいものです。