「顎カクカク舌ベロベロついたてサワサワおねしょ」の破壊力

小2長女は産まれてこの方じっとしていたことがない。電車の中で顎をカクカク動かして、舌をベロベロ動かして、ついたてをサワサワする。脚はしきりに組み換え、体を揺らす。

思わず顔をしかめてしまう長女の行動の数々

立って頭を洗うとき、ちゃんと両足で立っていなさいと言っても片足で立ってフラフラしている。

シャツはしまわないし、手はベタベタのまま物を触るし、なんならご飯を手で触る。

トイレのドアは使用中、使用後も全開。

食べ物をよくこぼすし、こぼしたことに気付きもしない。それで服を汚す。

ハッキリ言ってだらしがない。

何度言っても片付けをしなければ、物をなくして探しもしない。探すフリはするけど全然探していない。ただ部屋を見渡すだけ。それで「探したけどなかった」と言う。探し方がヘタクソすぎる。

算数の繰り上がりの足し算では繰り上がりを忘れて半分しか合っていない。解き方はわかっているのにケアレスミスが多すぎる。

このブログに何度も書いてきているように、おねしょが一向に収まらない。

もう、悩みしかない。

うちの子大丈夫かなとしか思わない。

本気で一度児童精神科に連れていった方がいいのかなと思うレベル。

対処法がそこにあるのなら、どうにかしてほしいと思うレベル。

対処法がなくとも専門家に「その気があるかも」と言われるだけでも怒ることが減りそうな気がしている。「しょうがない」で済ませられそうな気がしている。

対処法も専門家の意見もなければ私は長女を怒るしかなくなるし、長女は怒られるしかなくなる。

正直、毎日怒りがさらなる怒りを呼んでいる状況で、家の中が怒りで溢れている。私の笑顔が圧倒的に少ない。少ないというかほぼない。非常に環境が良くない。

子供たちのためにも自分自身のためにもどうにかしたい。

だから児童精神科に行ってみたいと思ったのだけれど。

でもね、保育園時代のママ友たちの話を聞くと、私の悩みはみんなの悩みであることを知ったわけです。

だから、少しホッとしました。

……なんてことはあるはずがなく。全然ホッとできない。

片付けとか、シャツをしまわないとか、算数でケアレスミスが目立つとかについては、長女は平均的であることがわかった。

だけどさすがに顎カクカク舌ベロベロついたてサワサワおねしょはない。

平均から大きくはみ出ている。全然ホッとできない。

みんなそれぞれ「うちの子はちょっとおかしいのかも」と思うことがあったと言うが、私は現在進行形で、ある。過去形になったことなんて一度もない。

長女のようすを見ていると、このまま何も改善されることもなく成長したら、周りの子に嫌がられそうだな、という気がしてくる。親の私でさえ、長女の意味不明な動きにドン引きしているので。

みんなに顎カクカク舌ベロベロついたてサワサワの話をすると大爆笑するのだが、大爆笑するということは、やはりアリエナイ動きをしているからなのだろう。

アリエナイから可笑しいのだ。

成長と共に改善されるのだろうか。幼児期から小2までの長女を振り返っても、気になるところはずっと気になったままだし、改善されている気が全くしない。

小3、小4と学年が上がるに連れて、長女の特性がみんなから嫌われなことを願うばかりだ。