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【家電量販店で聞いた】子供乗せ電動自転車の選び方3つのポイント

家電量販店の自転車売場の店員さんに、子供乗せ電動自転車の選び方を聞いてきたのでシェアします。

子供乗せ電動自転車の選び方

家電量販店の店員さん曰く、子供乗せ電動自転車は、

  • 各メーカーの特色
  • タイヤサイズ
  • 前乗せか後ろ乗せか

以上の条件に着目して選ぶと絞られてくるそうです。

各メーカーの特色で選ぶ

子供乗せ電動自転車の三大メーカーといえば、

  • パナソニック
  • ブリヂストン
  • ヤマハ

でしょう。

ほかにもメーカーはありますが、家電量販店で大々的に売り出しているのがこの3社の自転車なので、ここでは3社のみ取り上げますね。

どのメーカーの自転車も安全性に差はないのですが、それぞれに特色があるので、ご紹介しておきます。

パナソニックの電動自転車の特色

パナソニックの電動自転車の特色は、

  • バッテリー性能が良い
  • チャイルドシートが高品質

などです。

バッテリー性能が良いのは、さすが家電メーカー。

バッテリー容量を見ると、パナソニックが16Ah、ブリヂストンが14.3Ah(走りながら充電可能ではある)、ヤマハが15.8Ahとなっています。パナソニックのバッテリー容量が最も大きいですね。

バッテリー容量が大きいと充電回数が少なく済み、バッテリーの消耗を抑えられるので、より長期的に使用できる可能性があります。

チャイルドシートについては、実際に店舗で3社を見比べたのですが、パナソニックのものが最も重厚感があると思いました。

頭部だけでなく体ごとサイドからしっかり囲い込むような構造で、頑丈に造られている感じがしました。

ブリヂストンの電動自転車の特色

ブリヂストンの電動自転車の特色は、

  • タイヤが高品質
  • モーターの性能が良い

などです。

ブリヂストンと言えばタイヤ。タイヤが高品質なのは納得ですよね。見た目は3社の中で最も重厚感がありました。

ブリヂストンはモーター製造にも注力しているようで、店員さん曰く、「漕ぎ出しが最もスムーズなのはブリヂストン」とのことでした。かと言って急発進するわけではないので安心して乗れます。

漕ぎ出しの負担の少なさを重視するならブリヂストン、といったところでしょう。

モーターには走行中の自動充電機能を搭載。ブリヂストンならではの機能です。

バッテリー容量は14.3Ahと3社の中で最も小さいですが、走りながら充電ができるから、その容量でいいのかもしれませんね。

自動充電機能については、下の動画をご覧ください。

ヤマハの電動自転車の特色

ヤマハの電動自転車の特色は、デザイン性の高さです。

シンプルだけど配色にこだわったデザインがとてもおしゃれで目を引きます。

PAS babbyなんかは6色から選べるのですが、他社の自転車にはないような、黄色や水色などもあります。

タイヤサイズで選ぶ

電動自転車はタイヤのサイズで選ぶのもおすすめだそうです。

子供乗せ電動自転車のタイヤサイズは一般的に、

  • 20インチ
  • 22インチ
  • 24インチ
  • 26インチ

となっています。

1インチ=25.4mmで、数字が大きくなるほど径の大きなタイヤになります。

なかにはブリヂストンのビッケモブddのように、前輪後輪でサイズが違う自転車もあります。

私が店員さんから話を聞いたときは、最も売れているのは22インチだと言っていました。女性が使いやすいサイズだそうです。

ちなみに私は平均身長ですが、26インチの自転車に乗っています。女性のなかでは力がある方なので、26インチの自転車がかえって乗りやすいです。

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大きいタイヤと小さいタイヤの違い(メリット・デメリット)

大きいタイヤと小さいタイヤでどんなメリット・デメリットがあるのかも聞いてきました。

【大きいタイヤの場合】
★メリット
・長距離移動に向いている
・どこの駐輪場でも停められる

★デメリット
・子供の乗せ降ろしがしにくい?

【小さいタイヤの場合】
★メリット
・漕ぎ出しが軽い
・子供の乗せ降ろしがしやすい

★デメリット
・駐輪場に停められない場合あり

大きいタイヤの自転車は、漕ぎ出しにはやや負荷がかかりますが、一旦加速してからはひと漕ぎでぐんぐん進みます。なので、長距離走行しても疲れにくいそうです。実際に私は、片道30分の距離なら子供を乗せて漕ぎますが、特に疲れを感じたことはありません。むしろ全然疲れなくて、26インチ最高!という感じです。

また、大きいタイヤは幅が狭く、どこの駐輪場でも停められるので、出先で困ることはありません。

一方で、タイヤが大きい分、チャイルドシートの位置が高くなるため、子供の乗せ降ろしが成長とともに少し大変になるかもしれないとのことでした。私自身は、子供が年少くらいになると自分で乗ってくれるので、特に大変だと感じたことはないですね。

小さいタイヤの自転車は、軽く漕ぐだけで発進します。

チャイルドシートの位置は低いため、子供が大きくなっても乗せ降ろしがしやすいです。

一方で、小さいタイヤは安定性を出すために幅が広くなっているので、駐輪場によっては停められないこともあるかもしれません。最も売れ行きのいい22インチであれば大丈夫かと思いますが、20インチだとどうなんでしょう……。

タイヤサイズを選ぶ基準

タイヤサイズは、

  • メインユーザーの身長
  • 走行距離

などを基準にして選ぶとよいようです。

主に乗る人の身長が162cm以上なら26インチの自転車が、それ未満なら20~24インチの自転車が適しています。

かく言う私は159cmで26インチの自転車に乗っていますが。

身長とタイヤのサイズは、漕ぎやすさや安定性、子供の乗せ降ろしのしやすさに関わってきます。

背の高い人が小さいタイヤの自転車を使うと、チャイルドシートの位置が低いため腰を痛める可能性があるそうです。

逆に、背の低い人が大きいタイヤの自転車を使うと、チャイルドシートの位置が高いため子供を抱き上げるのが大変になる可能性があるそうです。

想像すると確かに、と思いますよね。

また、長距離走行(片道5km以上)する予定がある人には、26インチの自転車がおすすめとのことでした。ひと漕ぎでたくさん進んで、疲れにくいためです。

近所での買い物や子供の送迎くらいでしか乗らないという場合は、20~24インチの自転車でも問題ないでしょう。

なお、24インチは大きい方にはなりますが、男性と女性で兼用するなら、24インチが間を取ったサイズになるようです。

前輪と後輪でサイズが違う自転車は、それぞれのサイズの良いとこどりをしているのだそうです。

前乗せか後ろ乗せかで選ぶ

子供乗せ電動自転車は、デフォルトで前か後ろにチャイルドシートが取り付けられています。

シートの適応年齢は、前乗せで1歳~4歳、後ろ乗せで2歳~6歳となっています。

どちらの方が長く使えるのかを考えて選ぶのもひとつの手です。

まとめ:何を重視するかを明確に

家電量販店の店員さんに聞いた、子供乗せ電動自転車の選び方をご紹介しました。

選び方のポイントは3つ。

  • 各メーカーの特色
  • タイヤサイズ
  • 前乗せか後ろ乗せか

何を重視するのか明確にして、ぴったりの自転車を選んでみてください。

自転車を選んだら併せて用意するといいのが自転車カバーです。自転車を少しでも長くきれいに使うために、ぜひ導入を。

もしパナソニックのギュットアニーズシリーズを選んで、かごカバーやチャイルドシートのレインカバーも購入したいと考えている場合は、下記の記事も参考までにご覧ください。私の愛用品を紹介しています。

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