長月です。
保育園や幼稚園の送迎などのために子供乗せ電動自転車の購入を検討している方は多いはず。
しかし、何を基準にして選べばいいのかわからないとか、そもそもどんな自転車があるのかわからないという方もいらっしゃいますよね。
そこでこの記事では、どんな子供乗せ自転車があるのかと共に、「子供乗せ電動自転車の選び方(5つのポイント)」をご紹介します。
すべて家電量販店の自転車売場の店員さんから直接聞いたことなので、これを読めばかなり自転車が絞られてきますよ。
ぜひ参考にしてみてください。
- 子供乗せ電動自転車の選び方(ポイント5つ)
- 子乗せ電動自転車のタイプ
- 選び方
- チャイルドシートの適応年齢
- 小さいタイヤと大きいタイヤの違い
- 3大メーカーの特色
子供乗せ電動自転車の選び方 ~チェックしたい3つのポイント~
子供乗せ電動自転車の選び方。
結論から書くと、
- メーカーの特色
- タイヤの大きさ
- 前乗せ?後ろ乗せ?
この3点を見ていくと、かなり自転車を絞り込めます!
以下でこの世にどんな子供乗せ電動自転車があるのかご紹介しつつ、詳しく説明していきますね。
選び方(1):メーカーの特色
まずはメーカーを決めてしまうといいでしょう。
子供乗せ電動自転車の三大メーカーは、
- パナソニック
- ブリヂストン
- ヤマハ
店員さんから聞いたそれぞれの特色(こだわりポイント)を、実際に見てみた私の感想と共に書いていきますね。
- バッテリー
- チャイルドシート
さすが家電メーカー。バッテリーにこだわっているそうです。
確かに他社と比較すると、バッテリー容量が多いなぁという印象でした。
バッテリー容量が多いと充電回数が少なく済み、消耗を抑えられるのでコスパ◎。
また、チャイルドシートも見た目に一番安心感がありましたね。
頭部だけでなく体ごとサイドからしっかり囲うような構造に魅力を感じました。
- モーター
- タイヤ
さすがタイヤメーカー。
タイヤとそれを回すモーターに注力しているようです。
おかげで漕ぎ出しが最もスムーズ。
さらに、停車中に充電するという誰もがありがたがる機能を搭載してくれています。
タイヤの見た目は断トツで重厚感がありましたね。
- 価格
- デザイン
ヤマハは機能面以外のところでカラーを見せています。
手を出しやすい価格と、シンプルだけど配色にこだわったデザイン。
店員さんの話を聞く中ですでにパナソニックにしようと決めていたので細部までよく見てこなかったのですが、価格は他社に比べて圧倒的に安いなと感じました。(2~3万円くらい?)
選び方(2):タイヤの大きさ
メーカーを選んだら、次にタイヤの大きさを決めましょう。
一般的な子供乗せ電動自転車のタイヤサイズは以下の通り。
- 20インチ
- 22インチ
- 24インチ
- 26インチ
サイズの小さい順から並べてみました。
中には、ブリヂストンのビッケモブddのように、前輪が大きく、後輪が小さい自転車もあります。
タイヤの大きさを選ぶときにチェックしたいのは以下の2点。
- メインユーザーの身長が162cm未満かそれ以上か
- 長距離走行(片道5km以上)の予定があるか
メインユーザーの身長が162cm未満なら、子供の乗せ降ろしがしやすく、またぎやすい小さいタイヤを。
逆に162cm以上なら大きいタイヤを選ぶと、体への負担を少なくできます。
たとえば小柄な女性が大きいタイヤを選ぶと、必然的にチャイルドシートの位置が高くなって、子供の成長とともに乗せ降ろしが大変になる可能性があります。
逆に長身の女性や男性が小さいタイヤを選ぶと、子供にシートベルトを着けるのに前かがみになり、腰を痛める可能性が。
どちらも少し極端な例ですが、なくはない話だと思うので、メインユーザーの身長は考慮する必要があります。
また、片道5km以上の長距離走行の予定がある場合は、大きいタイヤがよいそうです。
理由は、大きいタイヤの方が疲れないから。
加速は小さいタイヤの方がしやすいですが、一度加速してしまえば大きいタイヤの方がスピードを維持しやすく、軽快に走れるのだそう。
よって、ベストなタイヤを選ぶには、自分の身長と走行距離をあわせて考えるといいですね。
そもそも、何をもって小さい・大きいというのかについてですが、基準は「22インチ」です。
- 20インチ、22インチ=小さい
- 24インチ、26インチ=大きい
販売員さん曰く、一番売れているのは22インチの自転車で、理由は「小柄なお母さんでも乗せ降ろしがしやすいから」だそう。
だから、小さいタイヤは22インチ以下で、大きいタイヤは24インチ以上という考え方でいいと思います。
小さいタイヤと大きいタイヤには、具体的にどんな違いがあるのでしょうか。
以下に簡単にまとめてみました。
小さいタイヤ | 車高が低い=子供の乗せ降ろしが楽 タイヤ幅が広い 加速しやすい |
大きいタイヤ | 車高が高い=子供の乗せ降ろしが大変? タイヤ幅が狭い スピードを維持しやすい |
小さいタイヤは車高が低く、自分が座るサドルの位置も、子供を乗せるチャイルドシートの位置も低いです。
チャイルドシートの位置が低いと、楽に子供の乗せ降ろしができます。
加速しやすい=漕ぎ出しが軽いのも特徴です。
一方、大きいタイヤは車高が高いので、サドルの位置もチャイルドシートの位置も高くなります。
子供の乗せ降ろしは、子供が大きくなるに連れて少し大変になるかもしれません。
しかし、一度出たスピードを維持しやすい=軽快に走れるというメリットがあります。
前後でタイヤサイズが違う自転車は、それぞれのタイヤのいいとこどりをしています。
20インチのタイヤは安定感を出すために、幅がかなり太くなっています。
駐輪場のレーンの幅によっては停められない場合があるのでご注意ください。
選び方(3):前乗せ?後ろ乗せ?
子供乗せ電動自転車は、初期状態で前乗せ or 後ろ乗せになっています。


それぞれの適応年齢は、
前乗せ | 1歳~4歳 |
後ろ乗せ | 2歳~6歳 |
となっています。
まずは子供の年齢を見つつ、どちらの方が長く使えるか考えてみましょう。
「後ろ乗せ適応年齢の2歳まであとちょっとなんだけど、ダメ?!」という方もいらっしゃるはず。
一応、販売員さん曰く、「2歳になるまで待つのがベスト」という前置きがありつつも、「2歳児の平均身長・体重に近ければ、まぁ大丈夫」とのことでした。(参考:2歳0ヶ月の平均身長は約85cm、平均体重は約11kg。)
実際、私の娘は1歳8ヶ月で後ろ乗せデビューしましたが、細長い体でも特に問題なく乗れましたよ。
というわけで、本来なら2歳になるのを待つのが一番ですが、「もうちょっとで2歳になるんだよなぁ…」という場合は、体がよほど小さくなければまぁ大丈夫でしょう。
まとめ:子乗せ電動自転車の選び方は3つ
私が家電量販店の自転車売場の店員の方に直接聞いたところ、子乗せ電動自転車の選び方は、
- 前乗せ or 後ろ乗せ
- タイヤサイズ
- メーカーの特色
これら3つのポイントから選んでいくとよいそうです。
現在子乗せ電動自転車の購入を考えている方は参考にしてみてください。