2人目のお産のとき、産院からは「痛みが10~15分間隔になったら連絡してくださいね!」と言われていたのに、いきなり5分間隔で陣痛が始まりました。
いくら経産婦とはいえ、1人目のときとはかなり違う状況にあたふた。
(ちなみに1人目のときは、「前駆陣痛→おしるし→内診で破水→入院」の流れでした。)
この記事では、「いきなり5分間隔で陣痛が始まった後、どうしたか・どうなったか」をお伝えします。
今まさに短いスパンで陣痛が起きている妊婦さんは、さっと読んでみてください。
いきなり5分間隔の陣痛が始まってやったこと3つ
23時頃から軽い生理痛のような痛みを感じ始めたのですが、昼間におしるしがあったので、そろそろ陣痛が来るのかなと思い、以下の3つのことをやりました。
- 痛む時間の記録
- 1時間様子見
- 病院に連絡&受診
①の段階で5分間隔だったのですよ。
すぐに頭の中をよぎったのは、「10~15分間隔になったら連絡してください」という医師の言葉。
え、やばいじゃん。10~15分間隔どころの騒ぎじゃないじゃん。
痛む時間の記録
とりあえず子供を寝かしつけなければいけなかったので、23時半頃まではスマホの時計で痛む間隔をチェック。(子供の寝る時間が遅すぎる件はスルーしてください。)
子供が寝てからは、陣痛きたかも(アプリ)を使いました。
このアプリでは、痛み始めたときと痛みが引いたときに画面をタップするだけで、「前回からの間隔」と「痛みの持続時間」を記録することができます。
データを保存して、後で振り返ることも可能。
アプリに記録した内容を公開します。


左側の画像の一番下が古い記録で、右側の画像の一番上が新しい記録となっています。
よく見てみると、1分間隔や2分間隔のときもありますね。痛みの持続時間も11~48秒とバラバラです。
もしかしたら前駆陣痛だったのかもしれません。
この通り不規則な痛みでしたが、時間の経過とともに痛みは確実に強くなっていきました。
最初は「軽い生理痛」だったのが、30分後には「まあまあ重い生理痛」くらいにはなっていました。
25歳以降ほとんど生理痛がなかった私は、生理痛がひどい人の気持ちをここで身をもって理解しました。
1時間様子見
痛みの記録をしながら、1時間くらい様子を見ました。
「この程度の痛みで病院に行ったらたぶん帰される」と経産婦の勘がはたらいたからです。
1人目のとき、「15分間隔の陣痛」と「おしるし」がある状態で病院に行くと、
「子宮口がまだ3cmしか開いていない」ということで、一旦帰る話が出たのです。
その話の途中で運良く(?)破水したので、そのまま入院できましたが。
できることなら、ずっと病院にいたいではありませんか。
帰ってまた出てくるのは億劫だし、何よりも病院にいれば安心だし。
様子を見始めて1時間が経った頃には、思わず屈んでしまうくらいの強い痛みが起こっていました。
「これ以上様子を見たら動けなくなる」と判断し、病院に連絡しました。
病院に連絡&受診
病院に連絡すると、すぐに来るように言われました。
ブログ名にもある通り夫は海外にいて使えないので()、予め登録しておいた「陣痛タクシー」を呼びました。
実家暮らしなので上の子の心配は要らず、寝顔に行ってきますと声をかけて病院へ向かいました。午前0時半頃のことです。
タクシーの中で破水してもいいように、夜用のナプキンをつけてバスタオルを抱えて行きました。
病院に到着し、助産師さんによる内診を受けると、
- 子宮口はまだ3cmしか開いていない
- すぐに分娩に繋がるくらいの強さの痛みではない
ということでまたもや帰宅の話が出ましたが、
- 痛みがだんだん強くなっている
- 経産婦
- B群溶連菌(+)で抗生物質の点滴が必要
などのため、そのまま入院することになりました。
抗生物質の点滴は1時間くらいかかる上に、子供が産まれてくる前に打ち終わらなければいけないので、時間に余裕をもって打つ必要があります。
一旦家に帰ってまた病院に来る間にお産が進んでしまうと点滴を打ちそびれる可能性があるので、助産師さんは「入院」を判断したようです。
いきなり5分間隔の陣痛が始まった結果、約7時間後に子供が産まれた
入院が決まり陣痛室へ移動すると、痛みはどんどん強くなっていきました。
最初はベッドに腰かけてなんとか耐えられるくらいでしたが、だんだんベッドの柵やテレビ台にしがみつかないといけないくらいになり、陣痛が始まってから4時間後にはベッドの上でもだえるようになりました。
そうなる前にカロリーメイトを食べておいたのは大正解でした。
「間隔は短く、時間は長い」という状況では、悠長に食べてなどいられませんからね。
これからお産を迎える方は、早めに飲み食いしておいてください。
前日の23時に始まった痛みが前駆陣痛だったのか本陣痛だったのかはわかりませんが、
子供が産まれたのは、陣痛が始まってから約7時間後の午前6時頃でした。時間的には経産婦の平均ですね。
いきなり15分以内の間隔で陣痛が始まったからと言って、お産が早く終わるわけではないようです。
最後の最後まで破水せず「人工破水」を食らう
余談ですが、破水は最後の最後までしませんでした。
1人目のときは内診で破水したので、結構簡単に破水するものだと思っていたのですが。
子宮口が全開になっていきんでいるのにちっとも破水せず、
最終的に助産師さんに「人工破水」をしてもらいました。
その不快感たるや…正直、陣痛よりきつかったです。
痛くはないですがただただ気持ちが悪く、発狂しました。
股の間からバシャーーー!!と滝が流れてくるのですもの…。
破水した後は、3回いきむだけで子供が産まれました。
病院に行く目安は「うずくまるくらいの痛み」?
あくまで憶測ですが、
いきなり15分以内の間隔で陣痛が起こったとき、病院に行く目安は「うずくまるくらい痛くなったら」でしょうか。
もちろん大量出血や破水があれば、四の五の言わずに受診しなければいけませんが。
うずくまるくらいの痛みを超すと身動きがとれなくなる可能性があるので、
それくらいを目安にしたらいいのかな…と、経験から思うのでした。
おわりに
産科の先生は口を揃えて「陣痛が10~15分間隔になったら連絡してください」と言いますが、
「10~15分をすっ飛ばしていきなり5分間隔で陣痛が始まることもある」ということを、この記事でお分かりいただけたかと思います。
最初から短いスパンの陣痛でも、
- 妊娠37週未満
- 大量出血
- 破水
- 胎動がない
などでなければとりあえず、「うずくまるレベルの痛み」になるまでは、痛みを記録しながら様子を見てもいいのではないでしょうか。
※逆にこのような状況でしたら、すぐに病院に連絡してください。
痛みがあまり強くないときに受診すると帰されてしまう可能性があるので、なるべく確実に入院できるタイミングを狙いたいものですね。
カロリーと水分を十分に摂って、お産に臨まれてください。