【経験談】結構遅め!子供のトイレトレーニングの開始時期と進め方

長月です。

今回は、「子供のトイレトレーニングの開始時期と進め方」について、

  • トイトレを始めた時期
  • トイトレの進め方
  • トイトレにかかった時間

などを長女の経験ベースで書いていきます。

これからお子さんのトイトレを始めようとしている方は参考までにご覧ください。

子供のトイレトレーニング、いつから始めた?

我が家の長女がトイトレを始めたのは2歳9ヶ月でした。

ベネッセ こどもチャレンジ公式サイトによると、約6割のお子さんが2歳6ヶ月までにはトイトレを始めているため、長女は遅い方ですね。

なぜ2歳9ヶ月に始めたのか

では、なぜ2歳9ヶ月までトイトレをやらなかったかというと、本人がトイレに興味を持っていなかったからです。

興味がないのに始めても進まないことは、自分自身の読書嫌いを通してよく理解していたため、無理に始めませんでした。

【一般論】トイレトレーニングを始める目安

トイトレを始める目安は、ベネッセ こどもチャレンジ公式サイトによると、

  1. トイレまで自分で歩いて行ける
  2. 便座やおまるにしっかりとした姿勢で座っていられる
  3. 大人の問いかけに「はい」「イヤ」など簡単な言葉で答えられる
  4. おしっこの間隔が2時間以上空く
  5. 「抱っこして」「ちょうだい」など自分の気持ちを伝えることができる
  6. 大人のマネができる

などのようです。

トイトレ開始当時の長女を思い出してみると、「おしっこの間隔が2時間以上空く」というのはよくわかりませんでしたが、本人の意思を尊重して始めました。

トイレトレーニングに適した季節

トイトレに適した季節は一般的に春から夏頃と言われています。

これは洗濯物があまりかさ張らないとか、濡れても体が冷えないとかが理由です。

子供によっては寒いトイレに入るのを嫌がる場合もあるため、暖かい季節に開始するのがよいでしょう。

子供のトイレトレーニングの始め方・進め方

長女のトイトレは、まず親のトイレについてこさせることから始めました。

というより、長女が一緒にトイレに来ることが増えたのをきっかけにしたという感じです。

長女は以下の5ステップでトイトレを進めていきました。

  1. トイレでの一連の流れを覚える
  2. 便座に慣れる
  3. タイミングを決めてトイレに行く(トレーニングパンツデビュー)
  4. 昼寝時のおむすを外す
  5. うんちもトイレでする

(※夜間のおむつ外しは体の成長を待つしかないため、省いています。)

三つ目から五つ目まで、ものすごく時間がかかりました。

途中、親がトイトレを諦めることもありましたね。

1ステップ目:トイレでの一連の流れを覚える

親がトイレに行くときはいつも一緒に来るようにし、トイレでの流れをひとつひとつ説明しながら一緒にやりました。

自分で便器のふたを開けたり水を流したりするのを楽しんでいたようです。

これを1ヶ月くらい続けました。

2ステップ目:便座に慣れる

次に、おしっこが出る出ないに関わらず、親がトイレに行く度に便座に座らせ、便座に慣れさせました。

そのときに使ったのは西松屋の補助便座です。

クルーミー2WAY補助便座 画像出典:西松屋

座るのを嫌がらなくなるまで、大体2週間くらい続けました。

1歳6ヶ月以降のトイトレにおすすめの補助便座についてはこちらの記事をご参照ください。

3ステップ目:トレーニングパンツデビュー!タイミングを決めてトイレに行く

次に、

  • 起床後
  • 食事の前後
  • 外出前
  • 昼寝の前後
  • 入浴前
  • 就寝前

このように1日の中でタイミングを決めてトイレに連れて行きました。

それに合わせて、昼寝時と夜間以外はトレーニングパンツも始めました。

女の子におすすめの4層のトレーニングパンツについてはこちらをご参照ください。

最初の3ヶ月くらいは行ってもおしっこが出なかったり行くのを嫌がったりして、ズボンまでびしょ濡れになることもしばしばで、1日に4~5回は着替える日々が続きました。

自分からトイレに行きたいと言うことはほとんどなく、あの手この手で誘導したり、時には抱きかかえたりしないとなかなかトイレに行きませんでしたね。

しかしやがて「習慣」を理解したのか、昼寝前や就寝前などから少しずつ、自分から行くようになっていきました。

完璧に習慣づくまでに半年以上はかかったと記憶しています。

4ステップ目:昼寝時のおむつを外す

昼寝の後におむつが濡れないことが続いたため、昼寝時のおむつを外しました。

漏らすことはほとんどありませんでしたね。

日に4回くらい着替えることもしばしば。

それでも頑なにトイレに行こうとしない子供にしょっちゅうイライラしていました。

しかし叱ることではないと、いつも自分自身と戦っていましたね。

5ステップ目:うんちもトイレでする

最終ステップは、うんちもトイレですること。

長女は臆病な性格+便秘のため、トイレでおしっこが上手にできるようになってもうんちはなかなかできませんでした。

そのためうんちをするときだけは「おむつに履き替える or 間に合わずパンツに出す(いと悲しき)」という状況だったのですが、トイトレを始めてから1年が経った頃、保育園のお友達に感化されて、月に1回くらいはトイレでうんちをするようになりました。

それからトイレでのうんちが定着するまでに3ヶ月くらいかかりました。

子供のトイレトレーニング、どれくらいかかる?

長女は2歳9ヶ月からトイトレを始め、おしっこもうんちもトイレで上手にできるようになったのは4歳3ヶ月頃でした。

つまり、トータル1年6ヶ月はかかったことになります。

なお、長女はもうすぐ5歳になりますが、遊びのためにトイレを我慢し、少しだけ漏らしてしまう(ちびる)ことが未だにあります。

また、夜間のおむつ外しがまだできていないため、開始から2年が経った現在もトイトレ中といえばそうですね。

周りのお子さんの様子を見ていると、サクッと進んで終わる子や、長女のように少しずつ進む子など、いろいろだと感じます。

トイレトレーニング開始から1年でできるようになったこと

長女の場合、トイレトレーニング開始から1年でできるようになったことは、

  • トイレでのうんち(たまに)
  • 昼間のおむつ外し

でした。

詳しい内容についてはこちらの記事をご参照ください。

【報告】長い道のり…トイレトレーニング開始から丸1年でできるようになったこと

トイレトレーニングが1年以上かかっているときの親の葛藤

2022年6月時点で4歳の長女は、トイレでおしっこもうんちもできるようになりましたが、未だに漏らしたりおねしょしたりするため、トイレの自立はまだ済んでいません。

トレーニング開始から1年以上が経つと、親の心にはさまざまな葛藤が生まれますね。

【報告】嘘だろう?子供のトイレトレーニング開始から1年以上経過して逆戻りした

まとめ:2歳9ヶ月から開始のトイトレ、進め方は「5ステップ」

長女は2歳9ヶ月でトイトレを始めました。

約6割のお子さんが2歳6ヶ月までに始めるそうなので、長女は遅い方かもしれません。

しかしそれまで本人がトイレに興味を持っていなかったため、開始時期に問題はなかったと考えています。

長女のトイトレの進め方は、

  1. トイレでの一連の流れを覚える
  2. 便座に慣れる
  3. タイミングを決めてトイレに行く(トレーニングパンツデビュー)
  4. 昼寝時のおむすを外す
  5. うんちもトイレでする

このような5ステップで、トイレで上手におしっこやうんちをできるようになるまで、1年6ヶ月かかりました。

あとは昼間のお漏らしと夜間のおねしょがなくなれば、トイレの自立は完了といったところです。