疲労が原因で、37℃台~39℃台の熱が出て、首のリンパ節が腫れるという事態に見舞われました。症状はおよそ2週間続きました。
具体的な症状や病院での話、処方薬について記録します。
疲労が原因で高熱、首のリンパ節の腫れに見舞われた話
症状
- 発熱(37℃~39.5℃)
- 首のリンパ節の腫れ
- 倦怠感
- 脱力感
- 関節痛
- 頭痛(目の奥も痛む)
- 食欲不振
- 寝汗
これらの症状が突然現れ、2週間ほど続きました。
約2週間、私の平熱は38~39℃台になりました。生まれて初めてのことです。体力の消耗がすごかったですね。
解熱剤を飲むと37℃台まで下がるのですが、効果が切れるとあっという間に高熱に戻ります。
耳の下から首筋にかけて、リンパ節がゴリゴリに腫れました。左右どちらもです。
触っても触らなくても痛い。熱も持っていました。

赤丸で囲ったあたりに、小さなしこりがいくつかあります。一番上の赤丸の中は、ポコッと出ているのがわかりますね。
とにかく体がだるい。普通の風邪やインフルエンザでは経験しないようなだるさでした。
子供たちの世話なんてできません。保育園が休みの日は、ひたすらYouTubeを見せて横になっていました。
体に全く力が入りませんでした。
- 階段の昇り降りで脚がガクガク
- 子供を抱っこできない(腕から抜け落ちていく)
- 子供は乗っていないのに自転車が前に進まない
筋肉が無くなったかと思うほど。
全身の関節が痛みました。この痛みのせいで余計に力が入らない気も。
常に頭痛がありました。基本的には副鼻腔炎にかかったときのような鈍く重たい痛みだったのですが、特にストレスを感じたとき(例:子供が言うことを聞いてくれないとき)には激しい片頭痛が起こりました。
目の奥にも、眼球を動かせないほどの痛みがありました。視線を移すときは顏ごと、体ごと向きを変えるのが鉄則。そうしないと絶叫。
みぞおちのあたりに膨満感があり、いつもの1/5くらいの量で満腹になりました。
食事の時間になればお腹が空くのですが……食べたくても入らない、という状態。ちょっと調子に乗って食べたときには、トイレに直行です。
大量の寝汗でパジャマがびしょびしょに。絞ったら汗が出てくるのではないかと思うほど。
寝る度に汗をかいて、その汗に起こされて、快眠とは無縁の2週間でした。
受診した診療科
耳鼻咽喉科を受診しました。「首のリンパ節の腫れ」が一番気になったためです。耳鼻咽喉科は頸部も専門領域ですからね。
熱や倦怠感などが特に気になる症状だったなら、内科を受診していたと思います。
診断
診断は「過度な疲労」。
耳鼻咽喉科なので、まず耳や鼻、喉を診てもらいましたが、感染症の気はゼロ。「……最近疲れてますか?」の問いに頷くと、「疲労が原因かなぁ……」とのことでした。そう、医師にもよくわからないヘンテコなことが、私の体の中で起こっていたのです。
確かに、疲れが溜まっている感じはありました。
症状が出る1週間前にあったことを挙げてみます。
- 新しい仕事を始めた
- いつも以上に熱心に仕事に取り組んだ
- 休憩をとらずに仕事をした
- 睡眠時間を削ってまで仕事のことを考えた
- 昼間の眠気を覚ますためにコーヒーを1日2~3杯飲んだ
……振り返ってみると、我ながらがんばりすぎている感じがあります。休憩を取らないのも、睡眠を取らないのも、眠気を誤魔化すのも、全部良くない。良くないことがたくさん重なって、取れない疲労となって、症状として出てきてしまったのでしょうね。
処方薬
- 十全大補湯(漢方薬)
- ステロイド
ステロイドは実験的に3日分出されました。体内のどこかで炎症が起きている可能性を考えた模様。効果は特に感じられませんでしたね。炎症はなかったということなのか。
十全大補湯は、薬剤師さん曰く「最強の疲労回復薬」。1週間飲み続けて、やっと少し体調が良くなってきたかなと感じました。
十全大補湯の詳しい情報は、こちらをご覧ください。
⇒十全大補湯|おくすり110番
おわりに
食事でしっかり栄養を摂って、睡眠でしっかり頭と体を休めて、運動で血流を良くしていれば防げたかもしれない症状でした。この一件から、仕事の合間にきちんと休憩を取り、肩を回したりストレッチをしたりして、疲労が溜まっていかないように努めています。
あと、コーヒーを飲むのをやめました。眠くなったら寝るようにしています。