某美容系YouTuberが「100均のスプレーボトルを使えば寝癖直しも時短でできる!」と言っていた。そこで、どれだけ時短ができるのか試してみた。

購入したのはダイソーのスプレーボトル。シンプルな柄が乙女心をくすぐる。(私にも乙女心があったらしい)
美容系YouTuberが使っていたのもこのタイプだ。
恐らくこれは化粧水を入れて使うのだと思う。
100均のスプレーボトルで寝癖直しは時短でできるのか?
果たして100均のスプレーボトルで寝癖直しを時短でできるのか。
率直に言おう。
答えは「NO」だ。
私の使い方や髪質のせいかはわからないが、手に水をつけて髪を濡らす方がよっぽど早く済む。
以下でスプレーボトルでの寝癖直しが時短にならない理由(私の見解)をお伝えする。
スプレーボトルがポンコツ
作った人には申し訳ないが、率直に言おう。このスプレーボトルはポンコツだ。
このスプレーボトルは柔らかいプラスチックでできている。そのため、プッシュしたときにボトル部分がへこんでしまうのだ。

この通り。
私の握力の強さは関係ないだろう。だって、ポンプを下まで押し込むのと同時に凹むのだから。
このポンプもなかなかポンコツだ。強く押さないとスプレーが出てこないのだ。
しかもポンプが一番上まで戻るのに時間がかかる。連続でシュッシュッ!とすることが不可能なのだ。忙しい朝にポンプが完全に上がってくるのを待つのは、想像以上に拷問だ。
その他、水の吹き出し口の固定も難易度が高めだ。押している途中でくるくる回ってしまい、予想外に空中にまき散らしている。まったく寝癖にヒットしない。
手間がかかる
時短のためにスプレーボトルを使うはずなのに手間がかかるとはどういうことなのだろうか。
スプレーボトルを使うと、
ボトルに水を入れて、ノズルをはめて、使い終わったら水を捨てて乾かして…
という作業が日常生活に加わる。
一分一秒を争う朝には大きな手間だ。時短とは何なのか考えさせられた。
寝癖直しを時短でしたいなら園芸用霧吹きを使え
寝癖直しを時短でしたいなら、以上で紹介したスプレーボトルではなく、園芸コーナーに置いてあるガチの霧吹きを使う方がいいかもしれない。
↑こういうやつ(画像クリックでAmazon商品ページに移動)
ボトルが凹む心配も、吹き出し口が回転する心配もないからだ。
しかし、それもやはり頭に水をつけるまでとつけてからの工程が必要なため、本当に時短になるのかは不明だ。
しかもしっかりと容器の中を乾かさないと、特に夏場は不衛生になりそうだ。
そこで私は寝癖直しの時短法として、頭に直接水をかけることをおすすめする。何のひねりもない、原始的な方法だがこれが一番早くて確実だ。
何日間かスプレーボトルでの寝癖直しを試みたが、結局、頭を水道水に直接突っ込むことになった。そうすれば根元からしっかり濡らせるため、どんな寝癖でも直る。霧吹きなどでちまちまやるよりずっと早く、完璧に寝癖を直すことができるのだ。