育児書や育児情報サイトを見ると、「5ヶ月頃になると多くの赤ちゃんが寝返りをし始めます☆」というようなことが書かれてありますが、寝返りをする・しないには、月齢よりもその子の性格がかなり関係しているような気がします。
目次
我が家の子供たちの寝返り事情
うつ伏せが大嫌いな上の子
上の子が初めて寝返りをしたのは生後5ヶ月で標準的だったのですが、本当ににまぐれで「ひっくり返っちゃった!」という感じで、自分の意思でひっくり返ったことは7ヶ月になるまでほとんどありませんでした。
上の子はとにかくうつ伏せが大嫌いで、うつ伏せにしようものならすぐさまギャン泣き。
一応4ヶ月頃からうつ伏せにしてみていたのですが、すぐに泣くからほとんどうつ伏せ遊びはさせていませんでした。
寝返りをする素振り(脚を持ち上げて手で掴んで横に倒れる)はしていたので、そのうちできるようになるだろうと思って特に練習もさせないでいたら、何も進展がないまま7ヶ月を迎えていました。
7ヶ月に入るとちょっとやる気が出てきたのか(?)自分で勝手に寝返りするようになりましたが、しばらくはそれはそれは慎重にやっていました。
生まれたときから泣きが多くて、怖がりで、神経質な性格だったので、おそらく寝返りという未知のものにビビっていたのでしょう。
寝返り返りができるようになったのは8ヶ月の頃。
親としては、できるのにやらないのね~、と特に心配もせず、お気楽な感じで見ていましたが、義両親には「練習させんと!!」とか色々言われて、ちょっと嫌な思いもしたものです。
物怖じしない下の子
下の子も4ヶ月頃からうつ伏せ遊びを始めました。
上の子とは打って変わって、うつ伏せは全然嫌いではないようでした。
疲れてくると「ウゥー!!!」と怒ることはありましたが、そうでなければいつまでもニコニコとうつ伏せで遊んでいました。
姉妹でこんなに違うものかと思いました・・・。
下の子は最初から物怖じしないタイプで、お姉ちゃんに乱暴に扱われようが何をされようが、「すべてを受け入れてやる。」と言わんばかりの深い懐を持っていました。(
4ヶ月のときに寝返りを覚える前に寝返り返りを覚えて、5ヶ月の今では自由自在にコロコロ転がれます。
寝る前に寝返りをして遊び始めると、こちらがひっくり返ってしまいそうです。
発達の異常を考えるよりまず、性格を考えよう
一人目だと特に、育児書通りに発達していないとどこか悪いのではないのかと不安になりがちですが、健診で特に指摘されなかったのなら、そんなに心配しなくてもいいのではと思います。
うちの上の子も健診で何か言われたことはないですが、寝返りもご覧の通り遅かったですし、ハイハイもつかまり立ちも伝い歩きも、普通に歩き出すのもぜーんぶ育児書に書かれている時期より遅かったです。
ずり這いに至ってはショートカットしてますし(笑)
でも子供の性格を考えてみたら、遅くてもしょうがないか~となんだか納得。
とにかく怖がりの慎重派なので。
練習も別にさせなくてもいいと思います。
やるときには勝手にやるようになりますし、やらなくてもそれは「できない」のではなくてただ「やらない」だけだと思うので。
寝返りをできるのにやらなかった上の子は現在3歳半ですが、他のお友達と問題なく同じように遊べています。
慎重な性格は変わっていないので、遊び方に慣れるまでにはやはり時間がかかりますが(笑)
子育てするときは発達の異常を考えるより、まずはその子の性格を考えた方がいい気がします。
大人も同じで、すぐに行動する人と、あれこれ考えてから行動に移す人がいますが、これは完全に性格の違いですよね。
あれこれ考えてから行動に移す人は初めの一歩が遅れますが、その一歩が出せないわけではありません。
ゆっくりでも最終的には一歩踏み出すんですよ。
最終的に一歩踏み出せるんだから、何の問題もないのです。
それと同じだと思うんですよね~。
とは言え、標準的な時期より何ヶ月も遅れていたらちょっと気に掛けた方がいいのも事実です。
どのくらい遅れていたらお医者さんが「運動発達の遅れがある」と判定するのか、かなりわかりやすく書かれたサイトがあるので、貼っておきます。